『毎日かあさん』に武蔵野市が苦情

たまには記事書こう、と思いつつニュース眺めてたら、こんなんが。

「毎日かあさん」論争、表現の自由か教育的配慮か(読売新聞)
文化庁メディア芸術祭賞を受賞した漫画「毎日かあさん」を巡り、作者の漫画家西原(さいばら)理恵子さん(40)と東京・武蔵野市の間で論争が起きている。
西原さんの長男(8)が通う同市立小学校が、西原さんに「学校を作品の舞台にしないでほしい」と申し入れたためだ。
「表現の自由への圧力」と抗議する西原さんに対し、市側も「正当な教育的配慮」と譲らない。双方が文書で主張を繰り返す事態となっており、9月2日の同市議会でも取り上げられる予定だ。(略)
…んー。
「毎日かあさん」といっても、毎日新聞読んでない人にはわかんないと思うので、
MSN-Mainichi INTERACTIVE 毎日かあさん
こんなやつです。こんなかんじで、バカガキをバカガキだと言いながらも愛のあるかんじに描いてあんですよ、毎回。
実名がわかるカタチで出てきた記憶はないし、少なくとも第三者には個人を特定することは不可能(同級生の保護者間ではわかるだろうけど)。
バカだなんだとは描いても、別に中傷する論調での描かれ方ではないんですよね。

ワケわからん。

まぁ、「五大バカ」の親に直接苦情言われたというなら、西原さんは配慮する必要があると思うわけですよ。それは。
いくら表現の自由といっても、当事者に苦情を言われたら、それは考慮すべきだし、それこそ「教育上の配慮」をしないとない。
しかし、これ、学校側が勝手にヒスってるだけだろ。
例えば描かれた保護者が学校を通じて正式なカタチで抗議・苦情を言ってきた、とかいうならわかる。しかし、そういう話は一切書かれてない。読売が書いてないってことは、実際にも無いのだろう。
伝家の宝刀「教育上の配慮」「プライバシー保護」。当人が言ったらそりゃ配慮しないとないが、外野が先走って言うのは?
大体「五大バカ」ってのはたぶん保護者間での呼び方(暗黙の了解)が先で、西原さんが勝手に独断と偏見で命名したわけじゃなかろうし、あくまで愛のある愛称に過ぎないでしょう。
「もー、また服ドロだらけにして、バカなんだからー」とかいうニュアンスの「バカ」であって、「テストで100点取れないような子はご飯抜きです、このバカが」というようなニュアンスの「バカ」ではない。
少なくとも「毎日かあさん」の全体の方向性として「別に勉強なんて出来んでもいいよ」という雰囲気なので、勉強が出来ないという意味の「バカ」であっても、それが即効で中傷的な意味だとは読者は思わないだろう。
読んでればわかる。

『作品中に『武蔵野市』の固有名詞もあり、児童の人権に教育的配慮を求めることは当然』。
じゃあ「武蔵野」という名称を使わなければいいのか?(笑)。学校が言ってるのはそういうことだよな。
具体性がない。ただの保身。
読んだらフィクション(誇大表現)であることは簡単にわかる。

『学校には不特定多数の児童がおり、配慮するのは当然だと思う』。
多数の子供が居るから、外野には誰のことだかサッパリわからん(特定不可能)わけだが。
もし武蔵野に市立学校が一つしかなく、生徒が10人くらいしかいないなら特定可能だから大問題だけど。武蔵野ってそんな過疎地だっけ?(笑)。

『父母の一部から「学校とトラブルを起こすならPTA活動に参加しないでほしい」と告げられたのを機に』とあるので、まぁ保護者の間にも「気にいらん」という人はいるんだろう。
いくら少子化といったって百人単位で人が集まってんだから、気にくわんとかなんとかいう人が出てくるのは当然だし仕方ない。
しかし、それはそれ、これはこれってやつですよ。
一律にバカがいかんだのなんだの言葉狩りするのは話にならんし、「子供は誉めて育てるもの。一言たりともバカとかいっちゃいけません!」なんてのは笑ってしまう。それこそ「女王の教室」でも見たほうがいい。
日本テレビのほうがよほど「教育上の配慮」を欠いてますよ?

追記
忘れてましたが、西原さんのサイトでこの件に関して「声明」が掲載されてます。
鳥頭の城/Saibara Riezo Official Site

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本物のサンタになる条件

なんでもタカラが「お父さんのためのサンタクロース講座」なんてもんをやったんだそうで。
サンタだらけのサンタ講座(ITmedia)

講師は「グリーンランド国際サンタクロース協会公認サンタクロース」。
サンタの条件は、
・既婚
・子持ち
体重 120kg以上
うーーーん…( ̄д ̄ )

でもヒゲが条件に入ってないってことは、体重は自前で120kg以上にしないとないのに、ヒケは付けヒゲでいいってことか?
写真の「公認サンタ」も顎ヒゲは付けヒゲのようだし。
アンバランスだな…。

インターネット日和: 第512回「サンタは居るのか」会議
インターネット日和: クリスマスにサンタメール

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第512回「サンタは居るのか」会議

毎年この時期になると日本中の学校で、論争が起こるわけです。例えて言うなら、

「プレゼント代は何処から出るんだ」
「国だよ。国がサンタに払うんだよ」
「じゃぁさ、もうエントツもないのにどうやって家に入るんだよ」
「すげぇ鍵開けテク持ってんだよ」
「どうやって一晩で世界中の家回るの?」
「めちゃくちゃ速いんだよ。マッハ100くらい!」
「うそでぇ。そんな人間いないよ」
「サンタは人間じゃないんだ!」
「なにぃっ。宇宙人なのかっ」
(『あずまんが大王』(あずまきよひこ/メディアワークス)第三巻 より)

なんて会話がなされてるわけですよ?
まぁ子供なんてアレなもんで、『将来の夢』に「セーラームーン」だの、「仮面ライダー」だの書いておきながら(ちょっと例えが古い)、実際はアレが現実じゃないことも分かってるという、なんとも珍妙な世界観を持ってるわけですが(自分が小さいときのこと考えてもわかるが)、しかし、どうせなら何か良い、言いくるめのアイディアがないかと考えてみたわけです。
で、一番無難なのが「サンタ職業説」。

えー、つまりですね、サンタというのは固有名詞ではなく職業の名前だと教え込むわけです。
例えば、街中で警官を見たら「おまわりさん」というわけですが、別に「おまわりさん」は世界に一人だけじゃないわけですよ。しかし、いざ話し掛けるとなると「ちょいと、そこのおまわりさん」となるわけです。
「サンタさん」もそれと同じ理屈だと教え込むわけです。

すると「世界中どうやって一人で回るんだよっ」というのを封印できます。
次は「金は何処から出てんだよっ」。これはまぁアレです。おもちゃメーカーが寄付してるとか、なんなら「警察が子供が良い子に育つように出してるんだ」とでも言えばいい。「悪いことした人に出させた金を使ってるんだ」とか。
その金を元にして国連の下にサンタクロース組織があって、日本にも5人くらいの公認サンタがいるんだぞと。
こうすると、あの赤い服はサンタの制服なんだとか、テレビに出たり街中にいるのはそういう人のうちの一人なんだぞとかいう騙しテクも使えるわけですよ。

これの良い点は、親がプレゼントを仕込んでるとバレたときにも言い訳が効くってことです。
要はサンタが唯一無二のものだとするから問題が出てくるんであって、職業説にしてしまえば「実は自分もサンタなのよ」でごまかせると。
もしくは「本物のサンタさんは、もっと貧しい人の所に行ってるの。うちみたいな普通の家には、サンタさんから『これを渡しておいてくれ』って親にプレゼントが送られてきて、親が代理をするの」なんて言い訳も可っ。

そんなかんじでどうでしょうか。
問題は、こんな面白いレトリックを思いついても私には子供がいないので(独身だっちゅうねん)、実際に騙せるかどうか試しようが無いというところです。
「サンタなんていないんだろ?」とか言い出した小学生くらいの子には、これくらい言えば大丈夫じゃないですかね。
んまぁ「信じないなんて言う子のところにはホントにこないよっ」という力技で黙らせるのもアリですが(ヒネくれそうだな)。
ちなみにこの記事のタイトルは別に意味はありませんのでスルーしてください(笑)。

インターネット日和: クリスマスにサンタメール
インターネット日和: 本物のサンタになる条件

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クリスマスにサンタメール

Xマスにサンタメール 北海道広尾町が受け付け(共同通信)

サンタクロースのふるさとを自任するノルウェーから日本で唯一、「サンタランド」に認定されている北海道広尾町が、今年もクリスマスにカードを送る「サンタメール」を受け付けている。12月10日まで。
絵本作家永田萌さんがデザインしたカードやサンタランドからの手紙、送り主からのメッセージが同封される。費用は500円。郵便か、インターネットの「広尾サンタランド」のホームページから申し込む。(略)
だそうです。
自治体がやってるのがポイントか。
HIROOサンタランド

と、ここまで書いて「あれなんか去年、似たようなことを知り合い(子持ち)に教えたはずだなぁ」と思いつつ、アドレスなんてメモなんてしてないので記憶を頼りに検索してみる。
サンタクロースからの手紙
これだったかな…?
こちらは、フィンランドからちゃんとしたエアメール(国際郵便)で届きます。なので少しお高い。
少し年上の子とか、大人相手にはこちらのほうがいいかも。

インターネット日和: 第512回「サンタは居るのか」会議
インターネット日和: 本物のサンタになる条件

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親の不条理な一言

誰しも子供の頃を振り返ったとき「アレは不条理だったなぁ」と思うモノゴトがあるのではないだろうか。私も幾つかあるが、比較的最近のことで今だ「うーん?」と思ってることがある。

日本の若者の多数がそうであるように進学のために私は実家を出ることになった。
まぁこの辺はなんてことなく時間が過ぎ、家を出てかれこれ半年ちょっと過ぎた年末。これまた御多分に漏れず帰省することになりお土産を買って帰省した。
問題なのはこのお土産というやつである。

私はバイトをしていたが、帰省にかかる交通費はその中から出していた。往復で二万円ちょっと。
その上でお土産の代。出来れば、これは削りたいわけだ。
大体お土産といっても別にこっちは旅行にいってたわけじゃなく、帰省するだけで、行く先は自分の実家。
お土産なんているかいな、というのが頭にあった。
とはいえ手ぶらというわけにもいかないので、私はお土産を二つ買うことにした。片方は実家、つまり自分の親兄弟の居る家用。もう一つは、別に暮らしてる祖父母の家に持ってくためのもの。

同居なら一つでいいが、住んでる家が別なので二つ必要である。「三つじゃないのか?」と思うかもしれないが、家の近くに住んでたのは、父方の祖父母だけだったので、二つでよかった。
さて、前述の通り、出来るだけ金は使いたくないわけである。しかしイイお土産というのは、やっぱし高い
うーん。
悩んだ末、私は二つの土産の格を変えることにした。片方は少し高いもの。片方は少し安いもの。
私は多数の日本人がそうであるように年寄りは大事にしなさいと育てられ、まぁその通りだろうと異論はなかった。また単純に、一緒に暮らしてた親と、別々に暮らしてた祖父母と、どっちにお土産を持ってくべきかと考えたとき、後者だろうなと思った。
大体、帰省してる間、実家に寝泊りするので親の手伝いは出来るが、祖父母にはそうもいかない。だからお土産くらいはちゃんと買ってこうと、そう思ったわけである。
そんなわけで、これがいいなと思うものを祖父母用に、少し妥協したものを実家用に買った。

家に着いて土産を渡すとき、もう一つの包みを見た母に「そっちは?」と聞かれたので「こっちはばあちゃん家」と答えた。すると母は「お前はいっつも、ばあちゃん家にだけいいもの買ってくるんだから」と言ったのだ。
さらっと言われただけなので、母は半分冗談も混ぜていったのだろうが、私としては「うーん?」である。
まぁ確かに母の言う通り、修学旅行なんかでも、私にはこのバイアスがかかっていた筈で客観的に見た場合、「ばあちゃん家にいいもの」ばっかり買ってたかもしれない。
しかし。
年寄りを大事にしろと育てたのは親である。それを実行したら怒られるんかぃ、というのが私の頭に残った。

大体、生々しい話し、親にはまだ先があるのだ。
少なくとも今は親を脇に置いて祖父母にいいようにしてなにが悪いんだと思うわけだ。どちらが大事かというのではなく。
私は、私の子供にも「爺ちゃん婆ちゃんは大事にしろよ」と教えるだろうし、子供もそうするだろう。祖父母がいなくなれば、その分を自分の親のほうに差し向けるだろう。
そう考えた場合、トータルで見ればどっちも同じなはずだ。私の親は、私が祖父母にしたようなことを、私の子供にされるはずだし、私自身も同じだろう。
そして年寄りを大事に、というのはそういう意味ではないのだろうか。情けは人のためならず、ってやつだ。

私の頭にはそういう考えがあったので、年寄りを大事にしなさいと言っておきながら、したらしたで文句を言われるとはなんとも不条理だなぁと思ったのである(今でも思ってる)。
確かに親としては面白くないかもしれないなというのは想像できるのだが、それは年長者の余裕というやつで私(子供)に言うなよ、と思ったのだった(むしろ喜ぶべきじゃないのか?)。

そんなわけで、自分の子供が、祖父母を贔屓して優しくしてるように見えても、それはアナタの教育がよかったからで、自分(親)より祖父母を大事にしてるからではないと言いたい。
微笑ましいなと見てればいいのだ。
決して、子供に「私より婆ちゃんのほうがいいのっ!?」なんて思ったり、まして言ったらいけません
祖父母を大事にしろと教えたのはアナタですから。いいぢゃないですか、優しい子で。
世の中にゃ、実の祖父母に「あっち行け!」とか暴言吐くクソガキもいるんですから。

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「不登校児は不良品」(by 福井県副知事)

「不登校児は不良品」 福井県副知事が発言(共同通信)

福井県の山本雅俊副知事が、学校関係者らが教育問題を協議する福井市で10月15日に開かれた「東海北陸ブロックPTA研究大会福井大会」で、「東海北陸の生徒数は120万人で、そのうちの1万4000人の不登校児は不良品だ」と発言していたことが1日、分かった。
大会には富山、石川、福井、岐阜、三重、愛知の6県のPTA関係者約2000人が出席していた。
記者会見ででもほざいたのかと思ったら、不登校問題を考える会合で言った模様。
会合の正式名称は『東海北陸ブロックPTA研究大会福井大会:はぐくもう生きる力 私の家から 地域から~大人が変われば子どもも変わる~』というものだったらしいです。

で、これ自体は10/15にあったそうで、なんで半月近くも話が出なかったのか不思議ではありますが、いやしかし、問題を話し合う場に行ってこんなことが言えるとは、さすが良品は違う
まぁこんなこと言えるのが「良品」であるなら私は不良品で結構ですが。何を基準に良・不良とするかは人それぞれだし。カタチの悪い野菜を嫌う人もいれば、カタチのイイものばかりだと返って気持ちが悪いという人もいるわけで。
ま、会合の名前通り、こういう大人を片っ端から駆逐しないと子供は悪い子になってしまいます。まず手始めにこの大人をどうにかすべきだとは思いませんか、西川知事さま。「大人」の条件の一つは、自分の発言には責任を持つことですから。

ところで一つ確認したいが、アナタは本当に「良品」か? 単にリコール隠しされてるだけなんじゃないのか? 目に見えない場所(例えば脇の下)に「欠品」の判が押されてないか、一度確認したほうがいいよ、エリートの山本サン。
##ちなみにこの言葉からいくと私はストライクド真ん中の不良品ですので一応付記しておく。
福井県PTA連合会

どうもムシが収まらんので、この記事を書いた勢いで福井県庁のサイトから、知事様へ『"知事代理"として出席した人がアナタと意を異にすることを言ったのであれば(あなたの意思でないなら)、注意だけで済まさずキチンと自分の発言に対する責任を取らせることで子供に模範を示したらどうですか』とおたよりを送信。フォームからは匿名投稿不可なので「"不良品"なので名乗りませんが」と但し書きをつけてメーラーから。ま、無視されるだろうケド。

'04/11/08 追記
えー、大抵「特に返信不要です」と書いても一言くらいは返信がくるものなのに、知事さまからは全く返信がきません(笑)。いや、いいですけどね、別に。言い訳されてもアレだし。で、
不愉快な思いさせた 不良品発言の副知事陳謝(共同通信)

PTA大会で「不登校児は不良品だ」と発言した福井県の山本雅俊副知事が8日、県庁で記者会見し「大変不適切な発言があり、保護者の皆さんに不愉快な思いをさせた。おわび申し上げる」と陳謝した。
米系企業社長などを経て昨年8月に就任した山本副知事は「長いこと経済界にいた私のバックグラウンドを踏まえて(発言したが)、例え方が悪かった」と釈明。
西川一誠知事からは「例えはいろいろな解釈があるので、簡単に言うものではない」と厳重注意されたが、進退については「今のところ(辞職などは)考えていない」と述べた。(略)
…ごめんなさい、あの、件の「不良品」発言、他にどういう解釈がある? 私には文字通りの中傷としての解釈以外、思いつかないんだけど。
何か、正反対の好意的解釈あるのか?
「例え方が悪かった」というならどういう意図で言ったのか、説明すればいいものをしてない辺り、どうかね。
経済的な例えなら「規格外」なら良い。規格外の製品でも売り方を工夫すれば高値で売れたりするから、まぁ好意的解釈は出来る。しかしだな、「不良品」はどうやっても「不良品」なわけだよ。不良品は原価割った値段で売り抜けるか、廃棄処分するしかないじゃない? 好意的な解釈のしようがないんだが…。

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毎日新聞の啓発キャンペーン記事『うちの子:自閉症とその家族』

'05/07/08:毎日新聞サイトのリニューアルに伴い、リンク先の記事が行方不明に…。特集なので、三ヶ月ルールから外れて掲載されつづけてたんですが…。

今年の春先に、毎日新聞朝刊に一つの記事が載った。記事というより手記というべきかもしれないが、所謂「自閉症」児を子供に持つ記者の書いた記事だった。
記者の目:自閉症児の父として(毎日新聞)
去年くらいから「自閉症」という呼び名を変えようなど、注目を集め始めて度々記事になっていた中での掲載でした。
この記事の後、三ヶ月ほど経った先日(7/3-7/7)、この記者が担当した啓発キャンペーン記事(全5回)が紙面に掲載され、ネット版にも掲載されました。

-『うちの子:自閉症とその家族』(全5回 神戸金史・鈴木玲子/毎日新聞)
序章:自閉症:前途絶望の事件続発 孤立する家族、体制整備が急務
第一回:痛み、分かち合えたら
第二回:違い、見分けつかない
第三回:こういう私、わかって
第四回:貧困な乳幼児期支援
第五回:優しい目で見守って

これだけ書かれても興味わかないでしょうが、最初の記事(「前途絶望の事件続発 孤立する家族、体制整備が急務」)のリードを引用すると、

ゆっくり流れる大きな川の桜並木の堤防近くに、2Kのアパートはある。早番勤務を終え帰宅した会社員(46)はチャイムを押した。「おとうさん」と言ってドアに駆け寄る長女(4)の足音が、今日は聞こえない。鍵を開けた。電気はついている。寝室をのぞくと、妻(43)が、ネクタイで鴨居(かもい)からぶら下がっていた。うっ血した腕が変色している。足元の布団に、長女と小学3年の長男(8)が横たわっていた。首に手で絞めた跡が残っていた。5月31日午後2時48分、会社員は110番した。
長男は自閉症だった。脳の中枢神経に原因がある先天的な障害で、視覚や聴覚からの情報を整理できず、コミュニケーションに問題がある。呼んでも振り向かない。冷蔵庫から勝手に出して食べる。ささいなことでパニックを起こし、壁をけった。
 「いつかはよくなる」。夫婦はそう信じ、療育(障害者)手帳を取らなかった。(以下略)

細かい感想をとやかく書く気もないんですが、時間があるときにでも読んでは如何かと。別に難しい記事でもないので、簡単にでも目を通すことをオススメします。
無知は罪なり
なかんじで。
毎日新聞にはこの後も定期的に新規のレポートを掲載してほしいものです。…というか、そういうところが好きで読んでるんですが。
インターネット日和: 毎日新聞「自閉姫の見聞記」

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「子供産んでいない女が偉そうに」名古屋テレビ編成局長、抗議殺到で解任。

なにその処分、と書きましたが、ようやくちゃんとした処分がされたようで。

名古屋テレビ:暴言の編成局長、解任(毎日新聞)
名古屋テレビ放送(メ~テレ)の有川俊編成局長が同社の放送番組審議会の女性委員に「子どもも産んでいないような女が偉そうにものを言うな」などと酒席で暴言した問題で、同社は26日、有川局長を同日付で解任、経営管理局参与とする人事を発表した。
後任の編成局長には斎藤秀明経営管理室長が就任した。斎藤新局長は「抗議のメールや電話が殺到したため」と事実上の引責人事であることを認めた。(全文引用)

当たり前だ。

というか、抗議が「殺到」しなければ、あの変な「処分」(審議会出席停止)のまま終わらす気だったんだな、本当に。
抗議が殺到するような処分で終わらせようとした社長様の責任はどうするんだろう、とか言ったらいじめか?

元記事→>名古屋テレビ:編成局長が暴言「子供産んでいない女が偉そうに」(毎日新聞)
数日前にここに書いた記事→>名古屋テレビ編成局長「子供産んでいない女が偉そうに」

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名古屋テレビ編成局長「子供産んでいない女が偉そうに」

なんかアレな記事が。

名古屋テレビ:編成局長が暴言「子供産んでいない女が偉そうに」(毎日新聞)
名古屋テレビ放送(名古屋市、桑島久男社長)の有川俊編成局長に「子どもも産んでいないような女が、偉そうにものを言うな」と尊厳を傷つけられたとして、名古屋在住のソプラノ歌手、下垣真希さんが、同社の放送番組審議会委員を辞任した。有川局長は別の言い方だったと主張する一方で、「配慮がなかった」と陳謝。同社は有川局長の同審議会への出席を3カ月間停止する処分をした。(中略)
下垣さんによると、桑島社長が帰った直後、有川局長が下垣さんに「子どもも産んでいないような女が、偉そうにものを言うな」と発言。別の女性委員には「先生はいい。子ども産んでるから」と話し、再び下垣さんに「生意気なんだよ。子どもも……」と繰り返したという。(以下略)
20世紀の化石? シーラカンス? カブトガニと同レベル?
化石が番組編成局長とは、名古屋テレビの程度がわかるというもの。
しかも下った処分が、仕事そのものの停職処分でも、減給でも、戒告や注意処分じゃなくて「番組審議会出席停止」だけ。これが「処分」だそうで。いやぁステキな会社です。
番組表見ると、名古屋テレビは、テレビ朝日系列なんですね。アサヒか。……別に意味はありませんけど、そうか。アサヒ系なのか…。


'04/04/26追記
この記事のせいか、カウンターが恐ろしい勢いで回ってます。アクセスログとってないのでわからんのですが、どっかで晒されてるんでしょうか。トラックバックもされてないのに謎…。
さて、擁護論として「確かに育児経験がないやつは育児を語るべきじゃない」というのがあったんですが、それには同意。ただ、それなら「育児」というべきであって「出産」は関係ないわけで。

「産んだことがないくせに」というのは、養子を育ててる人を含めて中傷の対象になるわけで論外。当人の釈明の通り、もう少し柔らかい言い方だったとしても、この趣旨の発言をしたなら同じことでしょう。
また「それを言うならおまえ(編成局長。男)は産んだことあるんだな?」という反論も成り立ちます。私は男ですが、この手の話を女性同士でやるならともかく(勿論女性同士でも問題発言に違いはないにせよ)、男性が女性に対して言っていいセリフではないでしょう。
奥さんが旦那に「この種無しっ」というようなもんです(なんか違うか)。
まぁたぶん、有坂さんは産んだことがあるんでしょうけどね、子供。男なのに。世界初の快挙。
またこれがもっと下の地位にいる人間の発言ならまだしも編成局長なのが問題。テレビ局において編成局(編成部)というのは絶大な権力を握っています。何せ、番組編成を決める部署ですから。
参考(福島中央テレビ)
参考(2)(TBS)

その部署の局長(部長)の見識というのは非常に重要です。下品な番組にGoを出すのか、もっと控えめにさせるのか、教養番組を放送するのか無視するのか、決めるのはこの部署です(勿論政治的なモノがあるので、一存で好き勝手はできないまでも、役職としては権力がある)。
もし官公庁や政治家でこういう役職にある人間が同じ趣旨の発言をしたらマスコミは嬉々として取り上げ「なんで辞任しないんだ」とやるはずですが、今回の件に関してはそんな気もないようですから、このままシャンシャン、なにもなかったことになるんでしょう。
身内擁護ばんざいヽ(´ー`)ノ

'04/04/29追記:やっと処分が改まったようで。これ以上追記したくないので別記事にしました。

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