スパムの横綱『そふとはうす』遂に摘発

ニュースのトピク見てたら、こういうのが報道されてました。

「違法ソフトの横綱」逮捕=勧誘メール、警察官に送り墓穴-大阪 (時事通信)
違法にコピーしたコンピューターソフトを販売したとして、大阪府警と福井県警の合同捜査本部は27日までに、著作権法違反などの疑いで、大阪市淀川区十三東、無職池田輝彦(37)、福岡市西区今宿青木、同生島英之(25)の両容疑者を逮捕した。違法ソフトによる売り上げは約9000万円とみられ、池田容疑者は「おれはこの業界(違法ソフト)の西の横綱や」と捜査員にうそぶいているという。(略)
で、なんのことだろうと思ったら、INTERNET Watchに記事が出てまして、

2003年から大量のスパムを送り付けた「そふとはうす」を摘発(Internet Watch)
大阪府警察と福井県警察合同捜査本部は26日、「そふとはうす」の名称で不特定多数にメールを送り付け、ビジネスソフトの海賊版を販売していた大阪市淀川区の無職男性(37歳)ら2人を、著作権法違反の疑いで逮捕した。コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)が同日、発表した。
男性らは、ISPに他人名義で申し込み、発信元を偽装したスパムメールで「ソフト総合商社『そふとはうす』」を名乗り、購入者を募集。これを受信した東京都内の会社員ほか5人に対して、海賊版を郵送で販売した疑いが持たれている。 (略)
長らく使ってるメアドを持ってる人なら、一回は受信したことがあるだろう、あの「そふとはうす」スパムの「犯人」。
ようやく逮捕です。といっても、あくまで「著作権法違反」の容疑ですが。
ただ、逮捕になった直接のきっかけが「福井県警の巡査部長に届いたこと」(時事通信の記事)というのが、なんというか…素直に喜べない。 どうですか、それは。警察の方。

ただ、売上9000万円で「違法ソフトの横綱」ってどうなんだ?
「違法ソフトの横綱」というより「スパムの横綱」だと思うんだが。
まぁこれで一つ、スパムの発信元が消えたわけです。次は何処だろう。

インターネット日和: 「著作権ってなんですか?」ブレインネット摘発

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静岡地裁「口座譲渡は犯罪幇助」賠償命令

以前も同種の判決が出てますが、

損賠訴訟:「口座譲渡は犯罪ほう助」 詐欺に使用、賠償を命令--静岡地裁(毎日新聞)
「紳士録商法」の被害に遭った静岡市の男性(78)が、詐欺で使われた口座を容疑者に譲渡した東京都内の男(35)に270万円の損害賠償を求めた訴訟で、静岡地裁(友重雅裕裁判官)は11日、「譲渡により詐欺の犯行が容易になっており、犯罪のほう助行為にあたる」として110万円の支払いを命じた。
原告の弁護士は「振り込め詐欺などで譲渡した通帳が使われるケースが後を絶たず、譲渡者を犯罪のほう助者として認定した判決は画期的だ」と話している。
(略)この男性は03年に口座名義人の男性を割り出し、損害賠償を求めて提訴した。容疑者は逮捕されていない。
裁判では男性に賠償責任があるかが争点になり、被告側は「違法行為に口座が使われる認識は一切なかった」などと主張した。しかし、判決は「譲渡目的の口座開設は犯罪行為に利用される危険性があり、厳しく非難されるべきだ」と述べた。
ないすっ。
以前も同種の判決が出てるので、「口座譲渡は民事裁判で賠償請求される」ことが明確なったか。
…まぁ「ようやく」ですが。

そういえば「ハギオギ」記事のときも書いたけど、ナンですな。
ナイスな判決を出した裁判官の名前はちゃんとリストにでもしたほうがいいよなぁ…。悪いことしたときだけ取り上げるのは宜しくない。
しかし、私は別に法律畑の人じゃないので、ウォッチするにも限度が。うーん…。
…何か良い手はないものか…。

以前に出てる同種の判決
インターネット日和: 「伝説の詐欺師」"ハギオギ"に賠償命令

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「海賊版販売は犯罪」ACCS新宿に看板

トピックを見た瞬間「まさか日本語で書いてんじゃねーよな?」と思ったのだけど、

「海賊版販売は犯罪です」――ACCS、路上販売多発の新宿に看板(ITmedia)
(略)看板には「許可なき路上販売はやめなさい。コンピュータソフトの海賊版や偽ブランド品などの販売行為は犯罪です。違法な行為は逮捕する!」と表記。黄色地で目立つようにした。
ACCSによると、看板設置を決めたのは、新宿東口の路上で海賊版販売グループが逮捕された11月下旬。東口は他の看板で込み合っていたため、まずは西口から設置した。(略)
予想通りでした。
写真載ってますが、日本語だけ

ああそうだね。売ってる人間が全員日本人、もしくは完全に日本語読める人なら効果があるだろうね。あればいいね、効果。
私が設置するなら、中国語と英語の看板を設置しますがね。そして日本語看板には「海賊版を海賊版と知りつつ買う行為はやめましょう」と書きますね、きっと。同じ金かけるなら。

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「著作権ってなんですか?」ブレインネット摘発

海賊版ゲーム販売のフリーライターら逮捕~サイトに「著作権超侵害中」(INTERNET Watch)
このタイトルだけでピンときた人ご明察。
厨房雑誌に出て「私達は捕まらない」とかほざいてた、あのブレインネット様でございます。

(略)ACCSの調査によると、男性らは「ブレインネット」に「著作権超侵害中」、「著作権ってなんですか? 全部コピーで、いいじゃない。」といった文章を掲載。海賊版ゲームソフトのほか、海賊版制御機能を無効化する改造を施したゲーム機本体なども販売していた。また、フリーライターの男性は「サイバーユーキ」のペンネームで、自費出版の書籍やゲーム雑誌に海賊番ソフトに関連する情報を提供していたという。

捕まりましたw
あれー? なんで捕まってるんですか?

2ch等で騒がれてた頃から時間を計算すると、まぁこんなもんでしょうかね。年越さなかった分、それなりに迅速だったと思うべきか。
ああいう大手を振ってやってるバカは片っ端から叩かないと、何も知らないお子がマネするのでよくないし「大手を振ってやってるバカは放置して、なんでファイル交換ソフトでチマチマやってる(?)俺らだけ捕まるんだ」て話しになりますから。
売ったら捕まる。パソ通時代からの常識です(売らなくてもダメなもんはダメなんだけど、それは脇に置いといて)。
ひとまず、バンザイ。

あの「サイバーユーキ」、「著作権超侵害」で逮捕(ITmedia)
警視庁、「著作権超侵害中」と書かれたWEBサイトで海賊版ソフトを販売していた男性2人を逮捕(GAME Watch)

##なんで実名報道されてないのかと思いきや、新聞社は実名報道してますね。
違法ゲームサイト:「著作権超侵害中」海賊版販売、2人を逮捕(毎日新聞)
ソフト海賊版をネット販売、「裏ゲーム界の重鎮」逮捕(読売新聞)

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架空請求事業者「中央債権回収サービス」の容疑者逮捕

長野県警、架空請求事業者「中央債権回収サービス」の容疑者を逮捕(INTERNET Watch)

(略)拳銃と実弾約50発を所持し銃刀法違反でも起訴されている萩原被告は氏名不詳の者と共謀して、架空の会社名「中央債権回収サービス」を騙り詐欺を働いた。須坂市の女性などに対して「電子通信料金未納分について、通信会社からの委託を受けた」などと書かれたはがきを郵送し、「料金の未払い分で訴えられている」と偽って、約100万円を2回に分けて送金させたという。(略)
やっと捕まったか。
この調子で他の業者も片っ端から捕まえておくれ。
容疑者の名前が「萩原」だから、うん?、と思ったけどオークション詐欺の「ハギオギ」は「荻村」だから関係ないか。一瞬驚いてしまった。
インターネット日和: 「伝説のネット詐欺師」はただの口座屋

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コーエー、中国で海賊版業者に勝訴

コーエー、中国の海賊版ソフトに一撃(日経ビジネス/日経BP社)

ゲームソフト大手のコーエーが、同社製品の海賊版を製作した中国企業を相手に現地で損害賠償などを求める訴訟を起こし、実質勝訴したことが、本誌の取材で分かった。日本のコンピュータソフトウェア著作権協会では、今回、日本企業が中国の海賊版業者を訴え、主張が認められたことについて、「恐らく初めてで、画期的なケースだ」と話している。
(中略)合意した賠償額をコーエーは明らかにしていない。中国の同種の訴訟事例では、最高数百万円程度と言われ、下手をすれば訴訟費用も賄えない。それでも訴えを起こした理由について、小松清志社長は、「悪質業者に『コーエーの海賊版を作るのはリスクを伴う』と、分からせれば、海賊版製作を思いとどまらせる抑止力になる」と話す。
コーエーの実質勝訴は、海賊版問題で中国の司法システムが機能することを確認できた点でも意義が大きい。さらにこれを機に、中国で日本企業による同種の訴訟が相次ぐ可能性もある
いや、いいっすね。赤字になるのが目に見えていてもやることはやる。拍手。

「前例」ができたのだから他の大手にも追随してほしいものです。国内の大手メーカーが順番に、各社一回ずつ訴訟起こしていったら、それだけでもかなりの抑止力になるでしょうから。
まぁWTOに加盟しても海賊版が減らないのは、売ってる人が生活かかってるからで、それを無くすと失業者が溢れる。だから当人達はもとより当局も積極的には取り締まらないと聞いたのだが(中国に留学してる日本人の知り合いに)、訴訟を積み重ねれば、全廃は無理でもマーケットを縮小させることは可能なはずで、頑張って欲しいもんです。

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Winny.ウィルス・作成者をほぼ特定

先週末、Winny,で個人情報を漏洩する新たなウィルスが報告された。
例の如く、ITmedia.に小林氏の詳細な記事が載って、ふむふむと読んでいた。
晒しは一線を越えた」、新種のトロイの木馬Winnyで出回る(ITmedia)

で、ネットエージョントによると、このウィルスの製作者(というか、今のところあくまで"一次配布者"だろうが)をほぼ特定したとのこと。
デスクトップ画像をWinnyで流通させる正体不明のウイルス~ネットエージェント杉浦氏「開発者はほぼ特定」 (INTERNET Watch)

(略)ネットエージェントでは、10月24日にこの正体不明のトロイの木馬型ウイルスをWinny上で発見。その後の調査により、10月22日にウイルスが発生したことが判明した。さらに、杉浦氏は「感染経路などにより、開発者もほぼ特定している」ことも明らかにした。(略)
んが、ここで気になるのは「で、どうすんの?」。

ほぼ特定した。IPのログも保存してあって裁判にも耐えられる証拠になる。それはいい。
どうすんだ? 誰か器物破損で被害届け出してるのか?
そういえばウィルス作成罪ってもう成立したんだっけ?
…と思って検索してみても「成立した」という記事がみつからん。ので、アレコレと調べてもみつからん(この間、約一時間近く)。しょうがないので法務省のサイトを見てみた(政府関係のサイトはPDFが多いし見難いので、いつも後回し)。
……まだ継続審議中?( ̄_ ̄;)
第161回国会(臨時会)提出主要法律案 (法務省)
ちなみに所謂「ウィルス作成罪」を含む法律案は正式には「犯罪の国際化及び組織化並びに情報処理の高度化に対処するための刑法等の一部を改正する法律案」という。

とりあえず「ウィルス作成罪」が成立していない以上、警察が勝手に動くわけにはいかない。どーすんだ?
Winny.のモノの性質上、誰かが告訴するとは思えないし、第三者機関が訴えようにも訴える理由が…。
うーん?
まぁ、とりあえず、ネットエージェントは所々にいけ好かない部分はあるけれど、今回ばかりはお手柄です。

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"Winny.事件"は P2P研究者を萎縮させたか?

Winny.関係の記事、初公判の記事が出たくらいで最近全くないなぁと思ってたら、パネルディスカッションがあったようで。
P2Pソフト開発、どこまでが“違法”なのか(ITmedia)
面白かったのが、

塩澤教授は、技術者が新技術を世に出す前にやっておけばいいこととして「特許を取ること」を挙げた。日本では特許に対する信頼が比較的厚く、特許を取っておけば世論を味方につけやすいため、罪にも問われにくくなるのではないかとの考えだ。
って個所。これは目新しい提起ですな。んーむ…。

あとは公判関係で、
インターネット事件簿:Winny開発者の真意が見えない「世紀の裁判」(INTERNET Watch)
これかな。

追記:同パネルディスカッションの記事。
Winny作者逮捕がP2P技術の研究者に与えた影響(INTERNET Watch)
インフラと仲のいいP2Pを作るには?(ITmedia)

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新手の架空請求手口

誰が始めたんだか、ここにきて『個人識別コード』のハッタリが一気に増えてる模様。

Web版のほうは 2ch辺りで騒がれてましたが、

(略)Webページにアクセスすると、いきなり「登録ありがとう」「15,000円を支払期限以内にお振込み下さい」と表示される。何も登録していないわけだが、接続プロバイダーの名前と“個人識別コード”なる番号を表示しているから、「もう登録されちゃったのか」と不安になってしまう。「個人情報を特定可能な次世代コードです」ともっともらしく説明してあるが、実態は、アクセス順に番号が振られて、クッキーを書き込んでくるだけの単純な仕掛け。(略)
やじうまWatch(INTERNET Watch)|'04/09/07の項目
そんなかんじで。よくもまぁ考えるもんだと思ってたら、どうもメールでも行われてるようで、
「端末ID」を表示~迷惑メールの悪質な手口(ITmedia)
(略)業者の手順は、以下のとおり。まず、無作為にメールを配信し、本文中に記載されたURLにユーザーがアクセスするのを待つ。当該URLでは、トップページにいくつかのリンクが用意されている。いずれかをクリックすると、「あなたの端末情報は認証された」旨の文章と共に、ユーザーの機種情報や端末シリアル番号が表示される。
メールのURLはユーザーごとにひもづけられているから、業者はどのユーザーがアクセスしたかが分かる。そこで、ユーザーのアドレス宛に再度「あなたは会員登録を行ったから、料金振込みを行うように」とのメールを配信するという手法だ。(略)
基本はどっちも一緒ですな。
騙されそうな知り合いに注意メール送っておこう…。

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コピーワンス関連記事、アレコレ。

winnyやデジタル地上波のコピーワンスの関係か、最近よくデジタルコンテンツの著作権、コピーコントロールの記事が目につくなー、ということで、まとめてみた。
大体、時系列順。上から順番に読んでくとわかる配列……のはず。

「コピーワンスコンテンツ」がもたらす弊害(ITmedia)
コピーワンスで録画スタイルが変わる (ITmedia)

-PCWatch.「後藤貴子の米国ハイテク事情」
なぜか日本よりゆるいアメリカのデジタルTVコピー規制
“北風より太陽”によって米国でデジタルコンテンツとPCが栄える?

-ITmedia.「Intel著作権政策責任者との対話」(小寺信良)
前編:コンテンツ保護の“日米差”はどこからくるのか
後編:日本のコンテンツ保護は厳しすぎる――なぜ戦わないのか?

-MSN毎日新聞:デジタル著作権:対談「超流通」とは
上:使い勝手のいいコンテンツを目指して
下:新しい仕組みを作る

こんなかんじですかね。
特に面白いのが、PCWatch.の後藤貴子さんの日米比較の話。これを読んだ上で、ITmedia.の小寺さんのほうの日米比較を読むと、イイかんじです。
毎日新聞の「超流通」の話は、コピーワンスの話にも Winny.やネットコンテンツの話にも通じてますね。この延長でWinny.の話にもイケるんですが、まーそれはそれとして。

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